久し振りのウォーキングは、遠出して泊りがけでの銚子・犬吠崎。途中、汽車の待ち時間を利用して佐原駅に降りました。ここで、噂の黒切蕎麦で昼食を摂ることにしました。
銚子行きの電車までは丁度、一時間。駅前には、タクシーも留まっていましたが、目指す蕎麦屋さんまでは、一キロ足らず。
ウォーキングの旅の目的にも不向きと思い、街中を最短距離で往復することにしました。というのも、乗り遅れると次に来るのはまた、一時間後になるからです。
佐原駅から徒歩で15分、ここは1782年創業の「小堀屋本店」、これはお店の看板です。明治時代に立て替えられたそうですが、それでもいかにも古めかしい造りです。
850円の名物「黒切蕎麦」を頂きました。日高昆布をすりつぶして加えたと言う蕎麦は、黒光りして噂どおりのおいしさです。
ただ、ちょっと量が少な目なので、大食漢の人には一皿では足りないかもしれません。
銚子駅について、駅前から伸びるシンボルロードをスナップしました。全体に明るい雰囲気で、海の匂いが漂ってきます。
お昼を少し過ぎた時刻で、日曜日ということもあって、のんびりした時間が流れていました。
正面の二人連れの左に、ギターを奏でて歌うストリートミュージシャンが、ポツンと目立っていました。
駅舎はこんな感じです。いかにも、南国風ですね。
ランプがとてもオシャレです。
駅から線路沿いに利根川へ向かいました。
これは、堤防から川上方向を眺めています。
最盛期には、ここでしじみ漁が盛んに行われていたそうです。
利根川河口にかかる銚子大橋です。
河口にある橋としては、国内最大となる1450mの長さです。この橋の向こうは茨城県です。
銚子大橋の袂に近づいてスナップしました。
橋下にこんな形の階段が作られています。歩いて渡れるようです。
銚子大橋を川下からスナップしました。
利根川堤防からシンボルロードを見ています。この一番先に銚子駅が小さく見えます。駅から、右手を回り込むようにしてここまで着ました。
広々とした開放感があります。
銚子漁港に停泊する漁船です。大きな船は、漁に出ているのか、見当たりませんでした。
銚子漁港の傍にある「大内かっぱハウス」です。館長は、元市長だそうです。中に入るのは、遠慮しました。
銚子漁港の冷蔵倉庫です。
ここは、中央市場です。大きな建物は、鮮魚の直売所です。この向かう側、右手に海産物を売る土産物屋が並んでいて賑わっていました。
この市場は、昼間は観光客の駐車場に使われているようでした。
こんな居酒屋が市場の傍にありました。
市場を通り過ぎて飯沼観音を拝観しました。弘法大師が弘仁年間(810〜824年)に開山したといわれる円福寺の観音様です。坂東33箇所第27番札所に数えられる。
こちらは本堂をスナップしました。
満願堂の裏手のちょっと分かりにくい場所でしたが、この「飯沼水準原標石」を見つけました。明治5年、明治政府に招かれたオランダ人技師リンドにより、設置された日本の河川測量の原点です。「日本水位尺」というのは、ここが原点になっているそうです。いわば測量の出発点がここにあったということですね。
これがその石です。もっとおおきな石かと思っていたら、意外と小ぶりでした。
円福寺の大師堂は、少し離れた場所にあります。
入り口から大師堂をスナップしました。お墓参りに来る人たちが沢山いたので、中に入るのは遠慮しました。
古帳庵の天保12年の句です。
 〜ほととぎす 銚子は國の とっぱつれ〜
ここが銚子電鉄観音駅です。とてもオシャレな駅舎ですね。
駅から犬吠崎へ出て行く電車をスナップしました。
今の季節、一両編成で運行されています。
観音駅名物のたい焼きを頂きました。一口、かじったところです。
もう一口かじったら、こんなに一杯、アンコが・・・・。
思わず、顔がほころびました。(●´ー`●)



次へ