半年振りのウォーキングは、近年、水質浄化への取り組みが盛んな手賀沼の遊歩道です。
GWの真ん中の今日は、朝から小雨が降るあいにくの空模様でしたが、快復するとの予報でしたので、我孫子駅前の喫茶店で小休止して手賀沼へ歩き出しました。
我孫子駅から手賀沼までは下り坂。
手賀沼公園の入り口には、我孫子市のおしゃれな公民館が建っていて、生涯学習コーナーなどが盛況な様子でした。館内には、手賀沼の歴史を紹介する展示などもあります。左は、入り口の看板です。
近代的なデザインの建物で、食堂も完備しています。中で、小休止しました。
公園には、ミニSLも敷設されていて、ちょっとした遊園地の趣です。非常に綺麗に整備されていて、天気が良ければ、大勢の家族連れで賑わっていたことと思います。
手賀沼は、こんな形をしています。
手賀沼公園の中ほどに大きなイチョウの木が聳えています。
これは、沼の畔にある遊覧船乗り場です。あいにくの天気なので、利用する人は見掛けませんでした。釣り船もここから出ているようです。
コガモがこんな近くで休んでいます。大変、人馴れしている様子でした。
手賀沼には、明治の白樺派の文人たちが数多く住んでいたのですね。これは、武者小路実篤を紹介する石版です。武者小路実篤は3年ほど、この手賀沼の近くに住んでいたそうです。
他にも、志賀直哉の邸宅跡などもあります。この一帯は、白樺派のさながら活動拠点だったようです。
沼間の向こうに手賀沼大橋が見えます。湖岸には、葦がびっしりと群生していて視界をさえぎります。
こちらは湖岸に建つ鳥の博物館です。手賀沼には、数多くの野鳥が飛来し、バードウォッチングに最適だそうです。今回は、時間の都合で立ち寄りませんでした。
手賀沼大橋の袂から船橋方向にスナップしました。この上は、船取線が走っています。ここは、家族連れで幾度も渡った橋です。
鳥の博物館を別の角度から遠景をスナップしました。手前には、こんな噴水もある小公園が点在していて散策には快適です。
手賀沼の丁度真ん中あたりに、水質浄化のための噴水が設置されています。湖水を湖岸から吸い込んで浄化してポンプで噴出す仕組みです。どの程度、効果があるか、よく知りませんが、近年、少しずつではあるが、水質改善が進みつつあるようです。
小さなコガモが草間から現れました。
湖岸の周囲を取り巻くように、こんな遊歩道が整備されています。丁度、つつじが咲き始めた頃合で、両側を延々とつつじに囲まれてのウォーキングは快適です。
道路もよく舗装されていて、つまずく心配もありません。ただ、自転車共用なので、通り過ぎる自転車には注意が必要です。
一時間半、快適なウォーキングを堪能し、あやめ通から天王台駅に向かいました。
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あやめ通の成田線にかかる陸橋から、東我孫子駅方向をスナップしました。
このあと、天王台駅の立ち食い蕎麦屋さんで小腹を満たして帰路に着きました。
正味、一時間半、7Km強の早朝ウォーキングでした。
おしまい。