今日は朝から快晴に恵まれてウォーキング日和。都会にあって野鳥観察の出来る自然保護地区として広く知られている谷津干潟を訪ねてみました。
京成谷津駅は、船橋と津田沼の間、津田沼のひとつ手前の駅です。
谷津といえば、バラ園も有名です。
駅を出ると心なしか、バラの香りが漂ってくるような気がしました。駅前に瀟洒な茶店もあり、明るい雰囲気です。
今回は、谷津干潟から船橋ららぽーまでを歩くコースです。
駅にかかる歩道橋から、下を走る千葉街道を船橋方向に見ています。
新しい歩道橋の工事中でした。
反対方向に振り向いて駅のホームが見えます。
谷津駅からバラ園までは、賑やかな商店街を通り抜けます。
綺麗な石畳も整備されていて、両側に街路樹が続いてとても好感が持てました。
谷津バラ園の手前の幼稚園では運動会の様子でした。
谷津干潟は千葉県の房総の魅力500選にも選ばれています。
谷津バラ園入り口横に、「読売巨人軍発祥の地」という記念碑があります。
昭和9年、米チームが日本にやってくることになって、日本代表チームが、ここ谷津のグラウンドを練習場にして結成されたことがはじまりで、このチームがその後、「読売巨人軍」として日本初のプロ野球チームに衣替えした経緯が記されています。
巨人軍選手の手形です。
こちらは長嶋茂雄のサインです。
左が干潟、右に谷津ニュータウンのマンションがみえます。
干潟の周囲は、こんな遊歩道が整備されていて、大変歩きやすくなっています。
こちらは干潟の北側に当たり、野鳥の姿はあまり見かけませんでした。
こんな観察デッキがあちこちに設置されています。
渡り鳥が飛来する頃、早朝に来て見たいと思いました。
干潟の向こうにザウスのスキードームが見えます。
干潟に数羽の鳥が休んでいます。
干潟には、ものすごい数のかにがうごめいているのが肉眼で見えました。
遠くから飛来する渡り鳥には、ここは格好の栄養補給基地になっているのですね。
川水にくちばしを突っ込んで餌になる魚を探している様子でした。
干潟の中を流れる川水には、これまた数え切れない魚が泳ぐ様子が見えます。
こちらにいるのは、コガモでしょうか。
平成5年、日本で最初にラムサール条約に登録された谷津干潟は、全国でも有数の渡り鳥の飛来地になっています。
カモやシギ、チドリ、ウミネコ、などなど種類も豊富で、この日、見かけただけでも10種類以上の鳥たちが遊んでいました。
このような自然保護を呼びかける立看板が多数設置されています。
ユリカモメも冬になるとやってくるそうです。
日向ぼっこをしてるみたいに、ちょこんと座り込んでいます。
餌になる魚をつついてみたりもしますが、どの鳥もおなか一杯なのか、食べている姿は見かけませんでした。
こちらは干潟に隣接して立てられている自然観察センターです。入場料は200円で、生態系に関する資料が展示されていて、食事ができるコーナーもあるようです。一日ゆっくりバードウォッチングの時に利用するといいですね。
駐車場もありました。
野鳥が飛び立つ姿を写し取りたいと思いましたが、この小さなデジカメでは全く迫力がありません。
干潟の西側、東関道沿いの遊歩道に望遠レンズを構えたアマチュアカメラマンを沢山みかけました。
干潟でのんびりし過ぎて、お昼近くの時間になりました。
谷津干潟を出て、海に近い若松公園に向かう途中、消費者センターの前を通りました。
高瀬川の向こうに若松団地が見えます。
この高瀬川が東京湾と谷津干潟を結ぶ水路の役割を果たしています。水路の向こうに東京湾を覗く位置です。
京葉線の南船橋駅です。駅周辺はこのように未利用地が沢山、残っています。駅前開発がなかなか進まないようですね。
夏場でも屋内スキーが楽しめるということで一時、人気を集めたスキードームザウスも、利用者の減少に歯止めがかからず、この9月に営業を終えたとのこと。もったいないですねえ。
この建物もどうなってしまうのでしょうか・・・。まだ、決まっていないとのことですが、スキー以外に利用できそうもありませんし・・・。
入り口からは、すでに廃屋の雰囲気が漂ってきます。
ららぽー入り口に続く、湾岸道路を跨ぐ歩道橋から、船橋競馬場のスタンドが見えます。
今日はレース日ではなかったようです。
船橋ららぽーとに着きました。
改装工事が予定されているそうで、店じまいをしたお店が多くなっていますが、それでも沢山の人出でした。
ららぽーとの公式ホームページは下記のリンクです。
http://www.lalaport.net/pc/top.php
にんにく屋の「黒香油ラーメン」でお昼を済ませました。
ららぽーとの中庭には、こんな楽しそうな電車がコトコト走っています。
京成船橋競馬場駅から帰路に着きました。

おしまい。